市内全域で路上喫煙を禁止する改正条例 喫煙所を140か所設置、来年1月27日からスタート 大阪市
大阪市は、市内の全域で路上喫煙を禁止する改正条例を、来年1月27日から施行する方針を固めたことがわかりました。
大阪市では現在、人通りの多いJR大阪駅周辺や御堂筋など、指定した6か所のエリアで路上喫煙を禁止していて、違反者には「1000円の過料」を科しています。さらに、来年4月に開幕する大阪・関西万博に向け、喫煙禁止エリアを「市内の全域」に拡大する改正案が可決・成立していて、施行までに市内に喫煙所を140か所設置するなど、準備を進めていました。
関係者によりますと、喫煙所の整備にめどが立ったことから、来年1月27日に条例を施行する方針を固めたということです。一方、大阪府も来年4月から客席面積が30平方メートルを超える飲食店は原則、喫煙禁止とするなど範囲を拡大する予定で、府下全体で受動喫煙を防止する動きが進んでいます。