【速報】「父母と話しあいたい」70代夫婦切りつけ 殺人未遂の疑いで長男(50)逮捕 京都市伏見区

京都市伏見区で70代の夫婦が刃物で切り付けられた事件で、逃走していた長男(50)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪府門真市に住む北峯教男容疑者(50)です。北峯容疑者は今月4日、京都市伏見区の路上で70代の両親の顔や手などを刃物で切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。
この事件は4日午後4時ごろ、京都市伏見区桃山町丹後の京阪宇治線・桃山南口駅近くの路上で大阪府門真市に住む70代の夫婦が顔や手などを切りつけられたものです。2人は病院に搬送され、命に別条はありませんでした。
北峯容疑者は事件直後、父親名義の自動車でおよそ200m南東に逃げたあと、現場から徒歩で逃走したとみられていて、警察は殺人未遂の疑いで逮捕状をとり、7日に公開手配していました。8日捜査員が大阪府門真市内で北峯容疑者を発見し、逃げようとした北峯容疑者を取り押さえて逮捕したということです。
警察の調べに対し、北峯容疑者は「父と母と話しあいたい」という旨の話をしているということです。警察は北峯容疑者と両親の間に何らかのトラブルがあったとみていますが、詳しい動機はわかっておらず、今後の捜査で明らかにしていきたい考えです。
また事件直後、父親名義の車が燃える火事も起きていて、警察は、北峯容疑者が放火した可能性もあるとみて調べています。