阪神・淡路大震災「1.17のつどい」規模縮小へ 発災から30年の節目 ルミナリエ同時開催で制約も
1月17日の阪神・淡路大震災の「追悼のつどい」について、実行委員会は3日、来年は開催規模を縮小する方針を明らかにしました。
毎年、神戸市の東遊園地で行われる「追悼のつどい」を主催する実行委員会は、3日の会見で、来年のつどいは規模を縮小し、シンボルとなる灯篭(とうろう)で描かれた文字について、中止を検討していることを明らかにしました。
理由は、例年、年末に開催されていた「神戸ルミナリエ」が、今年から同時期に同じ東遊園地内で開催されることに伴って、 スペースの制約を受けることや、来年は「発災から30年」の節目となることで、例年の1.3倍となる約7万人の人出が見込まれていることなどを挙げました。
1.17のつどい実行委員会・藤本真一 委員長
「この集いをルミナリエがある状況でやり続けるということは、難しくなっているのではないか」
文字の公募は、3日からいったん受け付けますが、当日に灯篭で文字を描くかどうかは、1月10日に決定するということです。
最終更新日:2024年12月3日 19:15