兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する「百条委員会」で、初めてとなる職員への証人尋問が23日朝から行われています。

　　百条委員会・奥谷謙一委員長
　（Q.きょうから証人尋問ですが？）
　「しっかり頑張りたいと思います」
　（Q.明らかになっていないアンケートの内容もあるが？）
　「そういうところも中心に、きょう聞けていければと思います」

　斎藤知事への疑惑を調査する「百条委員会」は、この日朝から会合を開き、初となる証人尋問が行われています。証人尋問は、知事のパワハラを実際に受けたり、目撃したりした可能性がある10人の職員に対して完全非公開で行われ、この日は6人が証言するということです。

　一方、斎藤知事は午後、市長会から疑惑をめぐる県政の停滞への懸念や、亡くなった元幹部への初期対応が不適切だったことを指摘する要望書を受け取ることになっていて、来週金曜日（30日）には知事自身への、公開での証人尋問が行われる予定です。