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【速報】職員6人を証人尋問へ 兵庫・斎藤知事の“パワハラ疑惑”調査する百条委員会はじまる

2024年8月23日 10:01
【速報】職員6人を証人尋問へ 兵庫・斎藤知事の“パワハラ疑惑”調査する百条委員会はじまる

兵庫県の斎藤知事の疑惑を調査する百条委員会の第五回の会合が22日午前10時前に始まりました。パワハラ疑惑について初めての証人尋問が行われる予定です。

2週にわたって実施される証人尋問は10人の職員に対して実施され、22日は6人の職員が証言する予定です。証言するのは斎藤知事のパワハラを実際に受けた、もしくは目撃した可能性がある職員で、完全非公開の場で委員からの質問に答えます。また、23日は全職員約9700人を対象にしたアンケートの中間報告について正式に発表される見通しです。

関係者によりますと中間報告は6711人から集まったの回答のうち、4568人分の回答が集約され、そのうち38.3%にあたる1750人が斎藤知事のパワハラ疑惑について「見た・聞いた」と回答。回答の中には、斎藤知事がエレベーターにすぐ乗れなかった際、職員に対し「お前はボタンも押せないのか」と大声で叱責したなど、斎藤知事の新たなパワハラ疑惑が多く寄せられていることがこれまでに判明しています。

他にも「気に入らないことがあると机をたたいて激怒する」、「到着が遅れそうになると公用車の座席を後ろから蹴る」など、具体的なエピソードが記載されています。また、斎藤知事は職員の間で「瞬間湯沸かし器」「暴君」などと呼ばれていたということです。

一方、これらの記述の中には、人づてに聞いた内容も含まれていて、百条委員会は内容を精査する方針で、次回30日は斎藤知事本人の証人尋問が予定されています。

■中間報告の結果

●知事のパワーハラスメントについて
 ①目撃(経験)等により実際に知っている:1,3%(59人)
 ②目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:10,2%(466人)
 ③人づてに聞いた:26,8%(1225人)合計 38,3%(1750)

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