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【速報】「就任前にも贈答品の受領あった、あくまで県として受領」兵庫・斎藤知事"おねだり疑惑"否定

2024年8月22日 12:25
【速報】「就任前にも贈答品の受領あった、あくまで県として受領」兵庫・斎藤知事"おねだり疑惑"否定
22日正午過ぎ

 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑に関する職員アンケートで、カニや玉ねぎなど贈答品を受け取ったとする、新たな証言が複数寄せられていた件で、22日、斎藤知事は「私の就任前にも、贈答品の受領はあったと聞いている。個人的な受領ではなく、あくまで県として受領したものだ」と反論しました。

■「淡路島の玉ねぎほしい」「カニを『いらないなら私がいただく』と職員の分まで」兵庫・斎藤知事“おねだり”新疑惑続々

 斎藤知事の疑惑を巡り、百条委員会が行った職員アンケートは、中間報告でおよそ4500人分の回答が集約されました。このうち、斎藤知事が贈答品を受け取っていたとする「おねだり疑惑」について、「実際に見た」や「人づてに聞いた」などと回答した人は約2割でした。

自由記述欄には、

▼「職員が断ったカニのお土産を、『いらないのなら私がいただく』と、職員の分まで持って帰った」
▼「イベントで淡路島の玉ねぎを欲しいと発言していた」
▼「旅費の規定を超える高級旅館に泊まりたいと言い、実際に泊まった」
▼「お土産がもらえると機嫌がよくなるので、担当者が事前に依頼し、自腹で会計をすることもある」
などと、新たな疑惑が記されていました。

 ただ、人づてに聞いたとする内容も含まれるうえ「社会通念上の範囲で受け取っている事例は多くあると思われる」など、斎藤知事を擁護する声も複数ありました。

■斎藤知事は反論 贈答品は「あくまで県として受領」

 22日、斎藤知事はメディアの取材に答え、カニを持ち帰ったというアンケート内容について、「アンケートの内容は23日に公表されるので、詳細を見て確認してからコメントしたい」と述べました。

 そのうえで、贈答品については「大事な県産品なのでぜひ知事に、というお申し出については、社会通念上の儀礼の範囲内で受け取っている。あくまで県としての受領だ」と強調。また、高級旅館に泊まったとされる証言については、「既定の範囲内で宿泊をしている。それを超える差額については個人で負担をしている」と反論しました。

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