斎藤元彦前知事（46）の失職に伴う次の兵庫県知事選挙に、元加西市長の中川暢三氏（68）が出馬する意向を示していることが分かりました。9日に正式に表明する予定だということです。

　中川氏は兵庫県加西市氏出身で、2005年から加西市長を2期6年務めました。県知事選には、2017年と2021年に立候補しましたが、いずれも落選しました。

　出馬を決めた理由について、中川氏は「兵庫県はОBらによる古い政治が続いているため、変革したい。政策を重視した選択を有権者に訴えたい」と話しました。

　11月17日に投開票が行われる県知事選には、斎藤前知事と元官僚の中村稔氏（62）が出馬を表明し、医師で無所属の大沢芳清氏（61）も「共産」の推薦をうけての出馬を表明しています。日本維新の会の清水貴之参院議員（50）や元尼崎市長の稲村和美氏（51）も、今後出馬を正式に表明する予定です。