滋賀県内に住む20代の女性の自宅で性的暴行を加えたとして、警察は7日、障害者就労施設職員の32歳の女と37歳の男を逮捕しました。

　不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、障害者就労施設の職員で大津市に住む呉屋春奈容疑者（32）と、東近江市に住む元島純貴容疑者（37）です。

　警察によりますと、2人は共謀の上、去年6月の深夜から未明の間、滋賀県内に住む20代の女性の自宅を訪れ、女性を押し倒した上で、両手足をつかむなどの暴行を加え、同意しない意思を示すことが困難な状態で性的暴行を加えた疑いがもたれています。

　11月になって、女性が警察に被害を届け出て事件が発覚。呉屋容疑者と元島容疑者は同じ施設で働く同僚で、ともに被害者の女性と知人関係にあったということです。女性は2人が働く施設と関わりはないとしていますが、警察は詳細な関係性や2人の認否について明らかにしていません。