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【速報】検察事務官が捜査書類など100点超を自宅や車に放置「整理が追い付かず」神戸地検が懲戒処分

2024年10月25日 19:48
【速報】検察事務官が捜査書類など100点超を自宅や車に放置「整理が追い付かず」神戸地検が懲戒処分
神戸地検

 神戸地検は25日、捜査に関係する書類など100点以上を放置したとして、50代の男性検察事務官を減給処分にしたと発表しました。

 神戸地検によりますと、50代の男性事務官は、2016年4月ごろからの約8年間にわたって、捜査に関係する書類など計137点を適切に保管せず、自宅や事務室、自家用車に放置していたということです。

 ことし6月、ほかの職員が、男性事務官の執務室を整理していたところ、机から、本来決まった場所に保管すべき捜査書類を発見。 地検が自宅や車を調べたところ、書類の放置が発覚し、地検は、公用文書毀棄の疑いで捜査しましたが、時効や嫌疑不十分などで不起訴処分としました。

 地検の調べに対し、男性事務官は「整理が追い付かず、書類をため込むようになり、異動の際に溜め込んでいた書類の一部を自宅に持ち帰った」などと話しているということです。

 地検は「今後このような事案が発生しないよう、改めて職員への指導を徹底し、再発防止に努める」 とコメントしています。

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