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【速報】大阪・忠岡町長を書類送検 入札情報を業者に漏らした疑い 維新の横山代表代行「辞職すべき」

2025年3月28日 5:30
【速報】大阪・忠岡町長を書類送検 入札情報を業者に漏らした疑い 維新の横山代表代行「辞職すべき」
大阪府忠岡町の杉原健士町長(忠岡町のホームページより)

 大阪府忠岡町の町長が、町が発注した工事について、入札に関する情報を事前に業者に漏らしたとして、28日までに書類送検されたことがわかりました。

 官製談合防止法違反の疑いなどで書類送検されたのは大阪府忠岡町の杉原健士町長(64)です。

 警察によりますと、杉原町長は去年7月から12月の間、道路の舗装工事など合わせて4件の工事の指名競争入札に関して、最低制限価格などの情報を複数の建築会社に事前に漏らした疑いがもたれています。

 4件の入札のうち3件は、事前に情報を得た疑いがある複数の建築会社が落札していて、警察は会社の70代の男性役員など4人についても、入札を妨害した疑いで書類送検しました。

 警察は、町長が業者側の働きかけに対し、電話などで入札情報を漏らしていたとみていますが、5人の認否を明らかにしていません。

 杉原町長は「大阪維新の会」所属で、忠岡町議会議員を経て、2020年に町長選挙で初当選し、現在2期目を務めています。

 大阪維新の会の横山英幸代表代行(大阪市長)は28日、取材に対し、「町長は辞職されるべきだと思う。党の対応については党紀委員会などで決める。代表代行の立場としてもお詫び申し上げますし、本人においてもご自身で辞職などの判断をいただきたい。報道がされると聞いて以降、幹事長が町長側から聞き取りをして今後の対応を検討している」と話しました。

 一方、忠岡町は、町長が28日に取材に応じる予定がないとした上で、「警察の捜査に全面的に協力していくとともに捜査の行方を見守りたい」としています。

最終更新日:2025年3月28日 6:37
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