◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-1中日(30日、バンテリンドーム)

前日DeNAに対して11点の猛攻を見せていた中日打線ですが、この日は沈黙。2-1で敗れました。

中日の先発は小笠原慎之介投手。開幕後ここまで無四球という抜群のコントロールを見せています。しかし、小笠原投手を初回からトラブルが襲います。DeNA・牧秀悟選手の打ったピッチャーライナーが左肘付近に直撃、さらに先制点を与えてしまいます。利き腕への打球となりましたが、小笠原投手はテーピングをして投球を続けます。5回、ノーアウト1・3塁の場面で佐野恵太選手の打球を山本泰寛選手がさばきダブルプレーに打ち取りますが、その間に追加点を献上します。

小笠原投手は、開幕後初の与四球も生まれましたが、6回97球、被安打8、4奪三振、与四球1、2失点の力投を見せました。

しかし、中日打線はなかなか援護できません。得点できたのは7回に中田翔選手が気迫のヘッドスライディングでもぎ取った1点のみ。同カードでの対決、大量得点の翌日に悔しい敗戦となりました。