サッカーのイングランド・プレミアリーグの「マンチェスター・ユナイテッド」は５日、公式ホームページで、ドイツ・ブンデスリーガの「ドルトムント」に所属する日本代表・香川真司選手と移籍について合意したと発表した。

　マンチェスター・ユナイテッドは、クラブ創立１３４年の歴史を持つ名門チームで、国内リーグ戦優勝は最多となる１９回を誇る。また、世界一多いといわれる約６億６０００万人のファンを抱えるクラブでもある。

　正式契約は、香川選手本人のメディカルチェックと、イギリスでの労働許可証の取得が条件となり、６月下旬までには手続きなどが完了するとみられている。

　香川選手は「完全な合意はしていない」とした一方で、１４年ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会アジア最終予選について「今はヨルダン戦とオーストラリア戦に結果を残せるよう、代表戦に集中したい」とコメントした。