プロ野球セ・リーグの巨人は1日、宮崎県「木の花ドーム」で春季キャンプがスタート。新加入の田中将大投手は久保康生巡回投手コーチのマンツーマン指導を受けました。

ここまで日米通算197勝をあげ、200勝利まで残り3勝に迫る田中投手ですが、2023年に行った右肘の手術の影響もあり、昨シーズンはわずか1試合の登板で、勝ち星を挙げることができませんでした。

復活を目指す今シーズン、キャンプで田中投手を指導したのは、昨年菅野智之投手をMVPに導いた久保巡回投手コーチです。

2023年シーズン4勝だった菅野投手に対し、久保コーチは投球フォームを一から見直させ、ストレートの平均球速の上昇に貢献。結果、菅野投手は両リーグ最多の15勝をあげる復活を遂げました。

田中投手も早速春季キャンプ初日から久保巡回投手コーチのアドバイスを受けます。

久保コーチは田中投手の投球フォームを確認しながら身振り手振り指導。時には体に触れながら、重心や腕の振り等を確かめ、カメラで投球フォームを一緒に確認する場面も見られました。