五郎丸「皆さんに支えられて」本拠地最終戦
14日のラグビー・トップリーグ、キヤノン対ヤマハ発動機の試合(ヤマハスタジアム)に、今季限りで引退を表明している五郎丸歩選手(35)が先発出場。
前半3分、キヤノンに先制点を許すも、同14分に五郎丸選手のペナルティーゴールで3点を返します。その後も五郎丸選手はタックルを受けながらも、すかさずパスを回す好判断で、チャンスを演出。しかし、前半は8-12でリードされたまま後半に突入。
後半開始3分、日本代表のヘルウヴェ選手(30)がトライを決めてヤマハ発動機が逆転。しかし強風が吹き荒れたこの日、風によりボールが右に流れてしまい、五郎丸選手のコンバージョンキック成功は5本中2本。なかなか得点にはつながらず、その後キヤノンにトライを奪われるなど32ー40で、本拠地最終戦を白星で飾ることはできませんでした。
試合後、五郎丸選手は「皆さんに支えられてラグビーを続けられた。残りの試合をチーム一丸となって戦い、皆さんに良い報告をしたい。13年間戦ってきたスタジアムでのラスト。勝って恩返しができず心残りですが、次に切り替えて頑張っていきます。」とコメントしました。
写真:アフロ
※写真は昨年のトップリーグ開幕戦