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セ・リーグ新人王は誰だ 候補選手を比較

2021年10月28日 22:54
セ・リーグ新人王は誰だ 候補選手を比較

レギュラーシーズンも残りわずかとなった今年のプロ野球。し烈な争いが繰り広げられているセ・リーグ新人王争いで候補選手の成績を比較しました。

■ヤクルト・奥川恭伸投手(高卒2年目・20歳)
17試合 9勝4敗 防御率3.35

高卒2年目の今年、チーム最多タイの9勝をマーク。8月以降は5勝1敗と成績を残し、54回1/3を連続無四球とするなど抜群のコントロールを見せました。

奥川投手は29日(金)に今シーズン最後の先発登板が予定されており、勝利数を2ケタに乗せられるかにも注目です。

※ヤクルトはレギュラーシーズン残り2試合

■阪神・佐藤輝明選手(大卒1年目・22歳)
425打数 101安打 24本塁打 打率.238

前半戦だけで20本塁打と活躍を見せましたが、後半戦に失速。二軍落ちも経験しました。それでも球団新人記録を52年ぶりに塗り替えるシーズン24本塁打を放ちました。

■阪神・中野拓夢選手(大卒社会人経由1年目・25歳)
466打数 127安打 打率.273 30盗塁

今シーズン2番・ショートとして阪神打線に欠かせない存在に。積み重ねた盗塁は30で盗塁王はほぼ確実となっています。

■広島・栗林良吏投手(大卒社会人経由1年目・25歳)
51試合 0勝1敗35S 防御率0.72

開幕から守護神として活躍。6月まで22試合連続無失点の新人記録を樹立するなど、1年を通して安定的なピッチング。東京五輪では抑えとして活躍し、日本の金メダルに貢献しました。

※広島はレギュラーシーズン残り2試合

■DeNA・牧秀悟選手(大卒1年目・23歳)
487打数 153安打 打率.314 22本塁打

8月に新人史上初のサイクルヒットを達成するなど、数々の新人記録を樹立。シーズン35本のツーベースは巨人・長嶋茂雄氏を超え、新人新記録となりました。