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阪神青柳 五輪後初登板でトップタイ9勝目

2021年8月18日 2:06
阪神青柳 五輪後初登板でトップタイ9勝目

17日、プロ野球・DeNA対阪神が東京ドームで行われ、この試合で敗れると2位転落の可能性がある首位・阪神は青柳晃洋投手が先発しました。

東京五輪で金メダル獲得後初登板となったこの試合で、6回6安打2失点の粘りのピッチングで今シーズン9勝目をあげました。

青柳投手はリーグ前半戦でチームトップの8勝を挙げ、防御率はリーグトップの1.79。東京五輪では不慣れな中継ぎ登板で苦戦するも金メダル獲得に貢献しました。

その五輪以来の登板となった17日。初回、3者凡退と抜群の立ち上がりを見せると、2、3回も危なげなく無失点で切り抜けます。

しかし2点リードの4回、DeNA・佐野恵太選手にタイムリーヒットを浴び1点を返されると、1アウト満塁のピンチで柴田竜拓選手のセカンドゴロの間に三塁ランナーが生還し同点とされます。

さらにピンチは続き5回、1アウト1、2塁で、バッターは今月2日の東京オリンピック決勝トーナメント初戦でセンター前ヒットを許したオースティン選手。ここをきっちりピッチャーゴロに打ち取り、勝ち越しを許しません。

青柳投手は佐藤輝明選手が勝ち越した直後の6回も、2アウト1、2塁のピンチで桑原将志選手をショートゴロに抑え、この日6回まで118球を投げ、6安打2失点の粘りの投球でリーグトップタイに並ぶ、今シーズン9勝目をあげました。

さらに防御率、勝率もリーグトップをキープした青柳投手は、投手三冠となっています。

阪神は2位・巨人と2ゲーム差で首位をキープしています。