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【巨人】21年育成7位の京本眞が紅白戦で好投 最速150キロに「今やっていることは間違いない」

2024年2月12日 9:00
【巨人】21年育成7位の京本眞が紅白戦で好投 最速150キロに「今やっていることは間違いない」
巨人春季キャンプ、11日の紅白戦で好投した京本眞投手(画像:日テレジータス)
プロ野球巨人春季キャンプ(11日、宮崎)

巨人の春季キャンプは11日、紅白戦が行われ、20歳右腕の京本眞投手が1回無安打無失点、1奪三振と好投をみせました。

京本投手は8回に登板。先頭の山瀬慎之助選手を150キロで詰まらせサードゴロにすると、ドラフト3位の佐々木俊輔選手には、直球で追い込むと、途中、キャッチャーに何度も首を振るしぐさを見せ、最後はインコースに決めて空振り三振。岸田行倫選手には、初球を緩い変化球でピッチャーゴロに仕留め、三者凡退のピッチングを見せました。

「きょうはいつもよりも寒い日で、体を動かさないとちょっとこわかったので、いい準備ができたから、ああやって1回をしっかり抑えられたのかなと思う」とほっとした表情で振り返ります。

また、最速150キロをマークし、「マックス更新できたし、今やっていることは間違いないのかなという気がします」と手応えを口に。「きょうはまっすぐ中心で投げたが、自分は先発ピッチャーで、長い回を投げるとなるともっと変化球の精度が大事だと思っている。まっすぐよりも変化球のほうが得意な分、もうすこし変化球の精度をあげていかないとまだまだ通用しないのかなと思った」と課題も話しました。

また、キャッチャーに首を振り続けてこだわった投球については「練習していたツーシームだった。あの場面で投げるか?と言われて、あの場面で投げないと上にいけないと思うので、外れてしまったけど、ああいう場面で投げられたからよかった」と成長の場を実感していました。

大分の明豊高校出身の京本投手は、2021年育成7位で指名を受けて巨人に入団。今月6日に20歳になったばかりです。昨季は2軍で15試合に登板し、5勝4敗、防御率2.36の結果でした。今季は支配下登録へ、さらなる飛躍が期待されます。