「秋田三鶏」の幼鳥 愛くるしい姿がお披露目 大館市
「秋田三鶏」と呼ばれ、国や県の天然記念物に指定されている比内鶏と声良鶏、それに金八鶏。そのひなたちがいま続々と生まれています。
生まれてからまだ4日ほどの愛くるしい姿が報道機関にお披露目されました。
国の天然記念物に指定されている比内鶏に。
元気いっぱいの声良鶏。
それに、県の天然記念物の金八鶏。
お披露目されたのは、いずれも生まれたばかりの「秋田三鶏」のひなたちです。
大館市は、種の保存と継承を目的に、飼い主から「秋田三鶏」の卵を預かりふ化させる取り組みを2010年から行っています。
今年はこれまでに25羽が誕生しました。
生まれてきたひなは、30度に保たれた「育雛機」でおよそ1か月間大切に育てられ、飼い主のもとへ帰されます。
大館郷土博物館 学芸員 鳥潟幸男さん
「天然記念物の声良鶏、比内鶏、金八鶏の承継に貢献できれば幸いだと思っています。ひよこですね、すごくかわいいですのでみなさん見に来ていただければと思います」
ひなたちがいる大館市の秋田三鶏記念館は、一般にも公開されていて、その愛くるしい姿は7月のはじめごろまで見ることができます。