秋田県内の新型コロナ感染者 3週連続増加傾向 手足口病や水ぼうそうにも注意警戒を
県内の新型コロナウイルスの感染者は、前の週の1.5倍に増えました。
増加は3週連続です。
また、主に幼い子どもが感染する手足口病や水ぼうそうの感染者も増えています。
今月14日までの1週間に県が定点とする52の医療機関で確認された新型コロナの感染者は、前の週から52人増えて163人でした。
増加は3週連続で、1医療機関あたりでは3.13人です。
感染者は、大館を除くすべての保健所管内で増加しています。
県によりますと、新型コロナの感染者は、全国的に増加傾向にあるということです。
これからの時季は、夏休みなどで人の往来が増え、感染が拡大する恐れがあるとして、県は、「換気や手洗い、場面に応じてマスクを着用するなど基本的な感染対策を今一度心がけてほしい」と呼びかけています。
主に幼い子どもがかかる感染症の患者も増えています。
大仙保健所管内では、口や手足に水ぶくれができる「手足口病」が、前の週の1.6倍に増え、咽頭結膜熱とともに引き続き警報が出されています。
また、横手保健所管内では、水痘・水ぼうそうの感染者が8人確認され、新たに警報が出されました。