県内の新型コロナ患者は2週連続で減少 集団感染は前の週に比べて増加
新型コロナウイルスの感染者は2週連続で減少しましたが、集団発生が前の週より多く確認されました。児童に多くみられる咽頭結膜熱と「溶連菌」A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の感染者も減少しているものの、秋田市などに引き続き警報が出されています。
今月23日までの1週間に県が定点とする52の医療機関で確認された新型コロナの感染者は、前の週から38人減って91人でした。1医療機関あたりでは1.75人です。
感染者は2週連続で減少しているものの、1つの施設から10人以上が感染するなどの集団発生は、前の週より多く確認されています。
医療機関や高齢者施設などあわせて5か所で発生し、このうち、北秋田保健所管内の社会福祉施設では46人の感染が確認されました。
また、発熱やのどの痛みなどが出る咽頭結膜熱と、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎「溶連菌」も前の週に比べ減少傾向にあるものの、依然として感染者が多く、咽頭結膜熱は秋田市と大仙に、溶連菌は大仙に引き続き警報が出されています。
県は、こまめな手洗いなど基本的な感染防止対策を心がけてほしいと呼びかけています。