小中学生が海岸の清掃活動 船を使って海中のゴミ拾いも 男鹿市
豊かな海や川を守ろうと男鹿市の児童や生徒が合同で海岸の清掃活動を行いました。参加者は船の上からも海中のごみを拾い集め、海の環境を守ることの大切さについて理解を深めました。
ごみのない豊かな海を目指す日本財団の「海と日本プロジェクトチェンジ フォー ザ ブルー」。
清掃活動は、「あきた海ごみゼロプロジェクト」の一環としてとして行われました。
男鹿海洋高校 浅野博之校長
「近年、環境問題にかかるSDGsの観点からプラスチックごみ等に起因する海洋汚染も問題化されています。環境美化活動を通して海洋環境について考える機会にしていただければなと」
男鹿市内の小学生から高校生まで約600人が参加し、海岸に打ち上げられたごみを拾い集めました。
これからのシーズン男鹿市の海岸には海水浴や観光などで多くの人が訪れます。
参加者は男鹿海洋高校の実習船NAMAHAGEに乗り、海上での清掃活動も行いました。
男鹿南中生
「男鹿の海はおいしいものもたくさんあるので、そのおいしいものが汚されないように頑張りたいと思います」
およそ1時間かけて海のごみを拾い集めた児童・生徒たちは、きれいな海を守ることの大切さについて理解を深めました。
「あきた海ごみゼロプロジェクト」では来月行われる、竿燈まつり期間中の土日もJR秋田駅前で活動を行うことにしています。