ついに開幕!ハピネッツ アウェーで川崎と対戦 新戦力の活躍などで今季初勝利!
バスケットボールりそなグループB1の秋田ノーザンハピネッツは、この土日、アウェーで、川崎ブレイブサンダースとの開幕節に臨みました。
5日の開幕戦は敗れたものの、6日はその反省をいかし、シーズン初勝利をつかみました。
9年目のシーズンを迎えたBリーグ。
就任6年目の前田顕蔵ヘッドコーチのもと、ハピネッツは、アウェーで開幕戦を迎えました。
ハピネッツは、いきなり新戦力が魅せます。
チームのシーズン最初の得点は、バスケ熱の高い台湾出身のガディアガ!
昨シーズン、B1で3番目に得点が少なかったハピネッツにとって「一番の補強」だという新加入のガディアガは、台湾のプロリーグで2年連続MVP。
第1クオーターだけで11得点と期待に応えます。
しかし、この日のハピネッツはミスで攻撃が入れ替わるターンオーバーが18。
リーグ戦開幕前のB1勢との試合は3戦全敗だったハピネッツ。
チーム全体での意思統一不足がこの試合でもみられました。
最終クォーター、一時5点差まで追い上げたものの、勝負どころの連携ミスでボールを失い、前田ヘッドコーチ体制では初めての開幕、黒星スタートとなりました。
初戦で敗れたイメージを引きずらず、6日は選手たちが躍動しました。
序盤から3ポイントが好調だったハピネッツ。
秋田2年目、司令塔の熊谷に、7シーズンぶりにキャプテンを務める田口!
新加入のガディアガも続きました。
6日はハピネッツの象徴とも言える守備でも魅せます。
後半も勢い止まらず。
秋田2年目のライスナーは、試合を通じて22得点。
ナイジェリア出身、新加入・メコウルが11得点。
フランス代表経験もある新加入、モランも14得点。
外国籍選手がそろって2桁得点と結果を残しました。
守備の強度を緩めず、相手のターンオーバーを19回誘ったハピネッツ。
攻撃面でも、流れの中でのシュート・フィールドゴール成功率が49.3%と高い数字を残し、好守がかみ合いました。
川崎に21点差をつけ、今シーズン初勝利です。
前田ヘッドコーチ
「きのうの負けから、オフェンスのターンオーバーだったり、僕たちのディフェンスの部分をしっかい取り戻したいというところで、きょうみんなに話をして、選手たちが本当に全員が表現してくれたと思います」
新加入のガディアガ選手は、試合後、「この2試合でしっかり自分はこのリーグでできるという手ごたえをつかめた。切磋琢磨してどんどん向上してもっといいパフォーマンスを見せたい」と話していました。
ハピネッツ、次もアウェー戦です。
12日土曜日から、サンロッカーズ渋谷との2連戦に臨みます。