小型書店の開業支援サービス始まる 全国で書店減少する中
全国で書店が減少する中、小型書店の開業を支援するサービスがスタートしました。
出版取次大手「トーハン」が17日から始めたのは小型の本屋の開業などをサポートするサービス「HONYAL(ホンヤル)」です。少額の取引に対応することで小さい書店の開業の他飲食店やヘアサロンなど店舗での書籍販売などもサポートします。
従来の取引よりも書店として取引条件を緩和し、流通形態をシンプルに設定することで初期費用を抑えることができるということです。
書店をめぐっては、ネット通販や電子書籍の普及などを背景に全国で減少していることから経済産業省が今年3月にプロジェクトチームを立ち上げるなど書店支援の取り組みの強化が図られています。「トーハン」は取引しやすい独自のルールを設定することで書店を始めたい個人や企業・自治体などに新規参入を促し全国にサービスを広げたいとしています。