ブラウブリッツ秋田 来シーズンの平均観客動員数の目標は4800人 入場料収入の増加も目指す
サッカー明治安田J2・ブラウブリッツ秋田は、次のシーズンの平均観客動員数を、今シーズンを上回る、4800人を目標にすると明らかにしました。
このほか、対戦相手や開催時期によってチケットの価格が変わる仕組みを新たに導入し、入場料収入の増加も目指します。
ブラウブリッツ秋田の今シーズンの振り返りと、次のシーズンの経営面での目標について、24日、記者会見が開かれました。
岩瀬浩介社長は、平均観客動員数を4800人にまで増やしたいとの考えを明らかにしました。
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 社長
「読めない天候といった部分もありますし、ずっと(対前年比)130%でいければいいですけど、そうではないのは僕らも分かっていますので、しっかり取り組んでいきたい」
J2昇格の最初のシーズン、2021年の平均観客動員数は、2000人あまり。
その翌年の2022年は約2300人と、わずかな伸びにとどまりましたが、23年には3000人を超え、今シーズンは、対前年比132%の4128人でした。
次のシーズンに向け、岩瀬社長は、県内全域でサポーターを増やすための取り組みのほか、観光振興や経済活性化に関わる団体と連携して、県外からの集客を増やせないか、検討する考えを示しました。
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 社長
「自治体であったり商工会と一緒にタッグを組んでやっていきたいところですよね。先ほどお示ししているように、全県にわたってチャンスがあるわけじゃないですか。これだけ多くの方々が秋田に来ていただいているわけであって、そこから各々の地域に連れて行くのって、それぞれの地域の自治体さんの努力でもあるし、我々がそのきっかけになれると思っています」
このほか、次のシーズンは、対戦相手や試合が行われる時期などを考慮して、チケットの価格が変わる仕組みを導入することにしていて、入場料収入の増加も目指します。