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認可保育施設で紙おむつのサブスクを導入!保護者と保育士の負担軽減へ 愛知・犬山市

2024年2月8日 18:51
認可保育施設で紙おむつのサブスクを導入!保護者と保育士の負担軽減へ 愛知・犬山市

2024年2月より愛知県犬山市内にあるすべての認可保育施設において、紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」が利用できるようになりました。

「手ぶら登園」とは、保育施設で紙おむつが使い放題になる定額制サービス。「手ぶら登園」を展開する「BABY JOB株式会社」によると、これまで、園児が持参する紙おむつは、保護者が1枚1枚に子供の名前を書いて、毎日5~6枚を園に持参しなければならず、子育てと仕事で忙しい保護者の大きな負担になっていました。

また、園側にとっても、紙おむつを園児ごとに管理することが保育士の負担に。「手ぶら登園」では、直接紙おむつとおしりふきが園に届くため、両者の負担を軽減することができるのです。

犬山市・子ども未来課長によると、犬山市では保育園に通う子ども達のために、「登降園システムの導入」や「紙おむつの公費による回収」など様々な保育サービスを積極的に実施。「手ぶら登園」について、子ども未来課長は「保護者の負担軽減を第一優先に考え導入することといたしました。この取り組みは、私立保育園(認可保育所)2園にも賛同いただき、市全体で進めていくこととなり、今後も保育現場とともに、できることから取り組んでいきたいと考えます」と述べました。

「BABY JOB株式会社」によると、「手ぶら登園」は、2024年2月時点で4,810施設以上で導入。自治体内のすべての認可保育施設で「手ぶら登園」が導入されるのは、犬山市が初めてだそう。

保育士の負担軽減が急務となっている保育の現場。現場の声を聞きながら、新たなサービスを導入していくことも、働き方改革の一歩になるのかもしれない。

  • 中京テレビNEWS NNN
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