岐阜・長良川の「鵜飼い」開幕 5年ぶり観覧船の定員制限を撤廃
岐阜市に初夏の訪れを告げる長良川の風物詩「鵜飼い」が11日開幕し、多くの観光客が伝統の技に見入っていました。
「鵜飼い」は長良川の一部の鮎漁が解禁される毎年5月11日に開幕していて、1300年以上の歴史を誇る岐阜市の「ぎふ長良川の鵜飼」は国の重要無形民俗文化財にも指定されている初夏の風物詩です。
今年は5年ぶりに観覧船の定員制限が完全に撤廃され、去年より多い745人が伝統の鵜飼い漁を楽しみました。
煌々と光るかがり火がパチパチと焼ける音のする中、鵜匠が鵜に伸びた手縄を巧みに操る様子に観客は見入っていました。
岐阜市は今年、インバウンドの需要を取り込んで、9万人の乗船客を見込んでいるということです。
鵜飼いは10月まで開催されます。