コツメカワウソの赤ちゃん 7年ぶりに誕生 初めての子育てに苦戦中!? 岐阜・各務原市「アクア・トトぎふ」
岐阜県各務原市の水族館で、かわいい赤ちゃんが誕生しました。
人気者のカピバラや世界最大級のナマズなど、約220種類の生き物が見られるこちらの水族館。
アクア・トトぎふ飼育員 堀江俊介さん:
「当館では大体7年ぶりに繁殖しています。待望な感じで」
7年ぶりに産まれた待望の赤ちゃんとは、コツメカワウソ。去年11月、3匹生まれました。
こちらは、生後10日の様子。150グラムに満たない小さな体で、白っぽく、ふわふわ。
お父さんは8歳のミヤマお母さんは4歳のサクラ。
赤ちゃんが生まれた直後からエサをあげたり、面倒をみるのは、飼育員ではなく、この2匹です。
飼育員 堀江さん:
「見守る形を私はとっていて、家族間の絆が強いので(上の)きょうだいがいる場合は、しっかりと親の手伝いをして一緒になって子育てをするような動物」
2匹にとっては初めての育児。ミヤマは最初、うまく赤ちゃんを運ぶことが出来ず、サクラがフォローしながら大事そうに赤ちゃんを麻袋の中へ。
今ではすっかり板についた2匹。歩き始めたばかりの赤ちゃんが寒くないよう、麻袋へ戻しますが、すくすく成長し、体重は1か月で2倍以上に。ちょっぴり重そうです。
赤ちゃんが見られるのは離乳が始まる2月上旬から中旬頃の予定で、名前はまだ決まっていないとのことです。