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「あのSNSと同じ写真が撮りたい!」展示魚を眺めるペンギンたちのお散歩を“ゼロ距離”で見放題、人気投稿から誕生したリアルイベントが10月限定で開催中、大きな反響に“中の人”も自画自賛!?「飼育係として良い仕事ができた」 

2024年10月15日 13:00
「あのSNSと同じ写真が撮りたい!」展示魚を眺めるペンギンたちのお散歩を“ゼロ距離”で見放題、人気投稿から誕生したリアルイベントが10月限定で開催中、大きな反響に“中の人”も自画自賛!?「飼育係として良い仕事ができた」 
来館者の足下を“移動”する野生のアカテガニや青いニホンアマガエルの展示、ペンギンの踏んづけられ体験など、ユニークな展示で人気を集める三重県伊勢市の水族館『伊勢シーパラダイス』。

館内の展示はもちろん、公式SNSで発信される生き物たちの愛らしい写真や動画にも日々関心が集まっています。

そんな公式SNSで投稿された“ある写真”がSNSで大バズり。予想を超える反響を受け、同館ではその写真のシーンを再現したリアルイベントが、10月1日より平日限定で実施されています。

実施のキッカケとなった“ある写真”とは、館内で展示魚を眺めるペンギンたちの姿。画像は今年9月に投稿され、10月上旬時点で“12万いいね”を記録。さらに、今年1月に投稿された同様の写真には、“16万いいね”の反響が寄せられました。

投稿後、同館には「あのSNSと同じ風景が見たい!」「写真を撮りたい!」など要望が殺到。その期待に応えるべく、10月の平日限定で、リアルイベント「ペンギン散歩~お魚水槽見学ver~」を開催することを決定しました。

同イベントでは、以前より行われていたイベント「ペンギン散歩」のルートに、“魚の展示水槽を眺めるペンギンたち”を再現する特別ルートを追加。イベント参加者はその様子を実際に見ることはもちろん、ペンギンたちと魚類水槽を背景に写真撮影を楽しむことができます。

同館担当者によると、参加者たちは愛らしいペンギンたちの姿をたっぷり撮影。その様子について、「『ホントに魚を見てる~』、『可愛い~!』と言う声が多く、ペンギンたちが魚を眺めている姿にユーモアを感じるみたいです」と話します。

SNSで話題を集めたことがキッカケで誕生した「ペンギン散歩~お魚水槽見学ver~」。反響の大きさに驚きつつも、同館担当者は「興味をもって生きものたちを見てもらうことが、水族館にとっては大事なことだと考えています」と述べます。続けて、「そういった意味で、伊勢シーパラダイスでは“SNSも展示方法の1つ”だと位置づけています。当館に足を運ばなくても、多くのお客様がペンギンに興味を持っていただけたことは、飼育係として“良い仕事をしたな”と自画自賛しています」と、SNSが生き物たちに興味をもつキッカケに繋がったことに嬉しさを滲ませました。

以前より行われていた「ペンギン散歩」。そもそも、なぜペンギンたちが館内で散歩をするようになったのでしょうか。

その理由には、野生のペンギンたちの生活スタイルが関連していました。同館担当者曰く、「陸に巣があり、餌を獲るために海を目指して毎日長距離を歩く」という野生のペンギン。“ペンギン散歩”が誕生したキッカケについて、「飼育下のペンギンたちにも、歩く事が大事ではないかと言うことで散歩をはじめました」と明かしました。

ペンギンたちにとっても、いい運動になっている“お散歩”。同館担当者は「ペンギンたちもわたしたちと同じ様に、興味を持って魚を眺めています。魚を眺めているペンギンたちが、何を考え、眺めているのか想像しながら見てもらうと楽しいと思います」と話し、続けて「魚を眺めているペンギンたちの何かしらを考えていそうな可愛い表情と、見ている魚たちとのコラボレーションを楽しんでいただければと思います」と楽しみ方を述べました。

「ペンギン散歩~お魚水槽見学ver~」をはじめ、生き物と近距離でふれあうことができる『伊勢シーパラダイス』。その強みをより多くの方に認知してもらいたいとの思いから、10月1日より施設の正式名称を『ゼロ距離水族館伊勢シーパラダイス』に改名。施設ロゴも一新し、より親しみのあるデザインに変更されました。

生き物たちと、“ゼロ距離”でふれあえる『ゼロ距離水族館伊勢シーパラダイス』。今後について同館担当者は、「新ロゴキャラクターのオリジナルグッズの販売や、よりお客様に楽しんでいただける施設づくりを行ない、より地域に根ざした施設となるよう努めていきます」と述べました。

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