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【ドクターイエロー】JR東海全面協力で解体工場を取材 “超こだわり”45分の1スケールの模型の製造計画とは 警笛録音にライト、内装デザインまで忠実再現

2025年3月3日 17:42
【ドクターイエロー】JR東海全面協力で解体工場を取材 “超こだわり”45分の1スケールの模型の製造計画とは 警笛録音にライト、内装デザインまで忠実再現
2月にラストランを終え、解体する工場に入った黄色い新幹線「ドクターイエロー」。中京テレビの取材班は、その工場内部の取材を特別に許されました。そこで行われていたのは、多くの人に愛された姿を、忠実に残そうという驚きの取り組みでした。
「見ると幸せになれる」といわれ、多くのファンを魅了するドクターイエロー。

惜しまれつつも今年1月に引退。車両は展示のために保存される7号車を除いて解体されることに。そのためJR東海の浜松工場へと運ばれました。

“本当のラストラン”の6日後、浜松工場を訪れると、ドクターイエローの車体を詳しく調べる作業員の姿が。その名にもなっている車体の黄色を見本と比べたり、青のラインの幅をはかったり。

それだけでなく、警笛を録音。一体、何に使うのか聞いてみると。

日本車輌製造 稲葉優斗さん:
「実際の音を模型の中に収録して、好きなタイミングで鳴らしてもらう」

警笛の音を模型に?どういうことなのでしょうか。

JR東海 林大介さん:
「(ドクターイエローの)模型をクラウドファンディングでファンと一緒に作るということが感謝を伝えるやり方かなと思いおこなった」

実は、引退を機に始まったのが、ドクターイエローを模型化するプロジェクト。しかも、携わる人たちはただ者ではありません!

設計を担当するのが、名古屋市熱田区にある日本車輌製造。

新幹線を始め、名鉄やあおなみ線の車両を製造しています。いわば本物を作っている企業が模型も手がけるというのです。

蒸気機関車をはじめ、新幹線の初代0系などこれまでに100種類の模型を手がけました。

日本車輌製造 稲葉さん:
「今回ドクターイエローが引退というところで、ぜひ作ってほしいという声が社内外からあり、今回製作に至った」

ファンの期待に応えて、JR東海と日本車両製造、それに、老舗鉄道模型メーカー「カツミ」の3社がタッグを組んで、製作することになりました。
中京テレビ
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