縁起物・タイの姿焼き　｢めでたい焼｣作り最盛期　三重・尾鷲市

三重県尾鷲市で、年末年始に向け、タイの姿焼き「めでたい焼」作りが最盛期を迎えています。

尾鷲市の「めでたい屋」で作られている「めでたい焼」は、新鮮なマダイを独自の技法で焼き上げた姿焼きです。

縁起物なので、腹を切らずに内臓を機械で取り出し、海洋深層水で作った塩で一晩塩漬けします。その後、ワカメを腹に詰め、塩を振ってオーブンで約30分焼き上げると完成です。

タイとワカメの味の相性が良く、年末年始の贈答用としても人気があるということです。

今年は約3000匹の出荷を見込んでいて、電話やインターネットで注文を受付け、全国に出荷されます。

「めでたい焼」作りは、12月下旬まで続くということです。