見通し良い直線道路でダンプカー横転 道路標識は事故の衝撃で根元から折れ・・・ 原因は上げたままの“荷台” 愛知・西尾市
道路脇で横転し、歩道をふさぐダンプカー。手前には赤いコーン、そこには「穴」が。
道路標識があったはずですが、跡形もなくなっていました。
警察と消防によると、3日午前6時45分ごろ、西尾市吉良町岡山で、「車が横転している、燃料が漏れている」などと近くに住む人から119番通報がありました。
運転手を含めけが人はいませんでしたが、現場は信号もなければ視界を遮るようなものもない、見通しの良い直線道路。
なぜ、事故はおきたのでしょうか。実は、ダンプカーの荷台に関係が。
現場に残されたダンプカーを見てみると・・・荷台が上がっているように見えます。
ダンプカーは荷台が上がったままの状態で走行し、そのまま、道路標識に衝突。はずみで横転したとみられているのです。
荷台とぶつかった道路標識は、事故の衝撃で、根元から折れたということです。
ダンプカーの荷台が関係する事故は名古屋市でも。
去年12月、北区でダンプカーの荷台が歩道橋にひっかかり、動けなくなる事故がありました。荷台が上がったまま走行していたことが原因で、いつから上がったままだったかは分かっていません。
3日の西尾の事故も、詳しい原因が分かっておらず、警察が当時の状況を調べています。