【能登半島地震】被災者に県営住宅を提供 「真っ先に全力で支援をしていきたい」 愛知県

愛知県の大村秀章知事は4日に行われた定例会見で、元日に発生した能登半島地震への対応について述べました。

4日時点での愛知県の対応状況は、緊急消防援助隊を86隊338人、広域緊急援助隊を93人、DMAT災害医療派遣チームを32チーム、DPAT災害派遣精神医療チームを1隊5人、総括支援員2人のほか、給水車やドクターヘリも派遣。物的支援については、飲料水1008リットルとアルファ化米3万7600食を提供したということです。

今後の対応としては、被災者へ県営住宅の提供、被災建築物等の応急危険度判定、義援金の受け入れなどについて速やかに進めるとしたほか、震度7を記録した石川県志賀町への対口支援として職員や避難所運営要員の派遣を予定しているとしました。

県営住宅の提供についてはすでに40戸が確保されており、要請があれば速やかに受け入れるということです。

会見で大村知事は「私ども中部圏知事会議のメンバーである石川県が中心に被害を受けられたということでありますし、富山県も被害があると聞いておりますので、真っ先に全力で支援をしていきたい」と述べました。