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愛知県が「洪水浸水想定区域」を公表、洪水ハザードマップや避難整備の活用へ

2024年1月22日 13:42
愛知県が「洪水浸水想定区域」を公表、洪水ハザードマップや避難整備の活用へ
洪水浸水想定区域図の例

市町村による洪水ハザードマップの作成や避難体制の整備に活用される「洪水浸水想定区域図」。「洪水浸水想定区域」とは、最大規模の降雨によって河川が氾濫した場合、浸水が想定される区域を指定したもので、浸水した場合に想定される水深等と共に「洪水浸水想定区域図」として公表されています。

愛知県では、県全域で「洪水浸水想定区域」の指定を開始。指定を予定している河川にて、指定要件の確認や洪水浸水想定区域図の作成を行い、準備ができたものから順次、指定・公表を開始、2024年度末までに指定完了を目指します。

愛知県によると、洪水により損害が生じるおそれがあるものとして指定した河川を示す「洪水予報河川」・「水位周知河川」は、現時点で全28河川。「洪水浸水想定区域」の指定を進める上で、“洪水による被害の発生を警戒すべき河川”として住宅などの防護対象となる河川は、297河川に増加することが予定されています。

洪水浸水想定区域が含まれる市町村では、洪水浸水想定区域と避難場所に役立つ情報を掲載した「洪水ハザードマップ」を作成。印刷物として、地域住民へ配布されます。

また、「洪水浸水想定区域」に位置する、老人福祉施設や障害者支援施設、学校など要配慮者利用施設では、避難確保計画の作成や避難訓練の実施を義務化。水害時に施設利用者が迅速に避難できる体制の整備を目指します。

「洪水浸水想定区域図」は、県が独自に公表している「浸水予想図」を基本に作成。公表済みの「洪水浸水想定区域図」と「浸水予想図」は、愛知県HP内の建設局河川課ページ内にて確認することができます。

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