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「ラーケーションの日」取得状況などのアンケート調査結果を公表 愛知県は2023年度から導入

2024年3月25日 17:45

愛知県が2023年度からスタートさせた「ラーケーションの日」についてのアンケート調査の結果を公表しました。

「ラーケーションの日」とは、子どもと保護者が一緒に校外で自主学習を行うもので、年に3日まで取得可能です。子供は登校しなくても「出席停止・忌引等」扱いとなり、欠席にはなりません。

「ラーケーションの日」を取得したかという質問について、子どもを市町村立学校に通わせている保護者の回答は「取得するつもりはない」が26.0%で最も多く、「取得したいが、仕事の都合で難しい」が23.6%、「取得する予定」が18.1%、「既に取得した」が17.3%という結果となりました。

保護者がよいと思うことで多かった回答は、「土日に休みにくい家庭でも、子供とのふれあいが増える」で64.5%でした。一方で、負担に感じることは、「ラーケーションの日のために仕事の休みを取る」が39.6%と最も多くなっています。

また、教職員の約6割が「給食に関する事務が煩雑である」と感じており、会計処理などに対応する校務支援員を「非常に有効」「比較的有効」とした回答は9割以上となりました。

「ラーケーションの日」は、「愛知県『休み方改革』プロジェクト」の一環として設けられたもので、県は、アンケート結果を基に成果や課題を検証し、今後の改善に役立てたいとしています。

  • 中京テレビNEWS NNN
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