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セントレア敷地内と周辺地域に5G共有アンテナを設置 19日より順次運用開始

2023年12月18日 19:08
セントレア敷地内と周辺地域に5G共有アンテナを設置 19日より順次運用開始

愛知県の大村秀章知事は18日の会見で、セントレア敷地内と周辺地域の計3カ所に5G共用アンテナを設置し、19日から順次運用を開始すると発表しました。

5Gの電波は4Gの電波に比べ届く範囲が狭く、提供エリアを拡大するためにはより多くのアンテナ基地局が必要で、効率的に提供エリアを拡大していくためには、アンテナや無線設備を複数の通信事業者が共同で使用する5G共用アンテナの活用が重要となります。

そのため、愛知県は常滑市や通信事業社などと、5G提供エリアの早期拡大を目指す協定を2022年3月16日に締結し、整備が進められていました。

今回、5G共用アンテナが設置されたのは、「中部国際空港中央部(アクセスプラザ1階バス・タクシー乗り場付近)」「イオンモール常滑屋上西側」「中部国際空港貨物地区(第2国際貨物上屋付近)」の3カ所。

19日から「中部国際空港中央部」に設置された共用アンテナの運用が開始。他2カ所についても順次運用を開始していく予定だということです。

空港施設敷地内で屋外に5G共用アンテナを設置するのは全国初となる見込みということです。

5Gの実用化について大村知事は「愛知県の人口の99%は5Gカバーということになっているが、現段階ではまだ非常に不安定。道路とかそういったところはカバーできていないので、もっと(アンテナを)つけないと5Gを完全に実用化するというところまではいかない」と述べました。

  • 中京テレビNEWS NNN
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