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管理していた預金を不正引き出しか 弁護士の氏名など公表 岐阜県弁護士会が調査

2024年7月9日 0:56
管理していた預金を不正引き出しか 弁護士の氏名など公表 岐阜県弁護士会が調査

岐阜県各務原市の男性弁護士が、管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあることが分かりました。

弁護士会は被害拡大の恐れなどから処分を前に男性の氏名などを公表しました。

岐阜県弁護士会によりますと、各務原市に事務所のある波多野寿哉弁護士は、2022年に申し立てられた破産手続きと、2020年に申し立てられた相続手続きで、いずれも管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあるということです。

岐阜県弁護士会は、被害が拡大する恐れがあることや、不正に引き出したとされる預金が高額とみられることなどから、波多野弁護士の氏名や事務所を公表しました。

懲戒処分の決定を前に会員情報を公表することは初めてとしています。

岐阜県弁護士会は波多野弁護士に対して意見を求めましたが、2024年5月末から連絡がとれない状態で、意見は述べられなかったということです。