池の水抜きコクチバス駆除 在来魚を食い尽くしたか 岐阜・郡上市
今年7月、特定外来生物の「コクチバス」の繁殖が確認された岐阜県郡上市にある、ため池。
この池は長良川に続いていて、アユなどへの食害が懸念され、これまで釣りなどでコクチバスの駆除を行ってきました。
3日、駆除を徹底させるため、池の水がすべて抜かれました。
池に残っていたコクチバスは74匹。
県の調査によりますと、このため池に最初に密放流されたコクチバスは16匹で、「タカハヤ」や「カワムツ」などの在来の魚を食いつくし2年あまりで、その数は40倍以上に激増したとみられています。
岐阜県では今後電気ショッカーボートを導入するなどして、長良川水系にいるコクチバスを完全に駆除したいとしています。