13人が食中毒 患者の便から「カンピロバクター」が検出 中村区の飲食店が営業禁止処分 名古屋では去年の同じ時期と比べ約1.5倍食中毒が発生
名古屋市中村区の飲食店で食事をした13人が食中毒の症状を訴え、市は15日、この店を営業禁止処分としました。
名古屋市によりますと、今月6日、中村区の飲食店で提供された鳥刺しなどを食べた客のグループ19人のうち13人が発熱や下痢などの症状を訴えました。
市は、患者の便から「カンピロバクター」が検出されたことなどから食中毒が原因と断定、15日、この店を営業禁止処分としました。
症状を訴えた13人はおおむね回復に向かっているということです。
市では今年に入り16件の食中毒が発生、患者数は330人に上っていて、去年の同じ時期と比べ、約1.5倍となっています。