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開店3時間後にほぼ品切れ!? “まだ食べられる野菜”を激安&詰め放題で販売!

2023年12月7日 12:01
開店3時間後にほぼ品切れ!? “まだ食べられる野菜”を激安&詰め放題で販売!

キャベツ1玉70円、しいたけ詰め放題105円、さらに閉店間際には商品を無料配布!開店3時間後には、ほぼ品切れ状態となる人気青果店『ベジブル』。安さの理由には、“フードロス”に関わる仕入れルートにあった。

売れ残り商品は無料配布!味も抜群の“激安価格”が魅力

愛知県小牧市にある青果店『ベジブル』。店内ではゴボウやリンゴなど野菜や果物を販売、連日開店前から大行列ができる人気店だ。人気の理由は、他店では見たことのないほどの“安さ”!なんと、キャベツ1玉70円、ジャガイモ(8個入り)70円、白ネギ1本35円など、驚異的な“激安価格”で様々な青果物が販売されているのだ。

さらに、店内では“詰め放題”も実施!袋から溢れそうなほど詰め込んで、なんとシイタケは105円、ニンジンは13本詰め込んで140円。なかでも取材時に注目を集めたのが、1/4サイズにカットされたカボチャの詰め放題。なんと、一袋35円という破格で販売。買い物に訪れたお客さんからは、「味が本当においしいので、この価格で販売している方が不思議!」、「安くても質が良いものが揃っているので、(1回の買い物で)5000~6000円分くらい買ってしまう」など声が寄せられるほど、味のクオリティもトップクラスだ。さらに、閉店時間が近づくと売れ残っている商品の“無料配布”がスタート!この日は、ジュース用のバナナが無料配布され、訪れた人々を喜ばせた。

“まだ食べられる“野菜や果物を食べてフードロスを削減!

“なくそう!フードロス!”がモットーの『ベジブル』。実は店頭に並んでいる商品は、ちょっとした傷や黒ずみなどを原因に“食べられる”のに、破棄されそうになった野菜や果物たち。スーパーで売れ残ったり、食品加工会社で使われなかった青果物を仕入れ、安く販売しているのだ。これまで店内で販売されてきた“ワケあり”野菜や果物は年間で約2500トン。この量は、“まだ食べられる”のに破棄されてしまう野菜の氷山の一角だという。

閉店前に行われる無料配布も、“「なくそう!フードロス」を掲げているお店から、売れ残りを出したくない!”という思いから。そんなフードロスへの想いが詰まった“激安価格”の商品たちは、開店3時間後にはほぼ品切れ状態になるという。

環境問題や将来の人口増加を見据えて、世界的な取り組みが進む“フードロス”問題。“まだ食べられる“おいしい野菜や果物を安く、楽しく購入して、暮らしのなかで効率よく消費していく行動こそ、今すぐ挑戦できる身近な改善策なのだ。

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