犯罪のないまちを目指して、防犯カメラの設置を強化 今年度内に250台設置 今後の4年間で1000台設置が目標 愛知・豊橋市
防犯カメラにより犯罪抑止を促したい豊橋市は、今年度中に市内全域の各地に防犯カメラ250台の設置を目指しています。そのうち50台は、10月1日からすでに運用が開始されています。今後、事件が発生した際には警察などに画像を提供し、事件の早期解決に役立てたいとしています。
警察庁によりますと、警察が違法行為として認めた刑法犯認知件数は2023年に70万3551件(前年比17%増)に上り、2年連続で増加しています。
豊橋市でも警察が違法行為として認めた刑法犯認知件数は22年に1735件、23年は1892件と2年連続で増加。市は犯罪増加に歯止めをかけるため、防犯カメラの設置を進めていました。
25年度以降も年間250台の防犯カメラの設置を進めていく方針で、最終的には1000台の設置を目指しています。設置場所については今年度は主に電柱に設置し、地元の自治会や学校、商店街などへの協力依頼を進め、今後は地域の特性に合わせて選定していきます。
岡崎市や一宮市、豊田市といった愛知県内の中核市では防犯カメラはすでに1000台前後が設置され、豊橋市近隣の自治体でも設置が積極的に進められていることから、豊橋市でも設置を進めていくということです。