ひな人形商戦ピーク 名入りの刺しゅう旗も人気 飾り始めの目安は立春
3月3日の桃の節句を前に、ひな人形商戦がピークを迎えています。福井市内の専門店ではここ数年、人形と一緒に名前を刺しゅうした華やかな旗を購入する人も増えているということです。(1月9日)
福井市の「人形のかぶと」では、昔ながらの切れ長の顔立ちやほほえみを浮かべた優しい表情のものなど、およそ100種類のひな人形を取りそろえていて、子どもの初節句を祝おうと連日、家族連れらが店を訪れています。マンションに住んでいるという親子は8日、華やかさと収納の便利さを兼ね備えた人形を目当てに店内を見て回り、台座の部分に人形などを片付けることができる3段のセットを選んでいました。
店によりますと、ひな人形は2月4日の立春を前に飾り始めるのが良いとされていて、各家庭はしばらく華やかな雰囲気に包まれます。