駐機場を1.5倍の広さに 老朽化進む福井空港の再整備案 防災拠点としての機能向上へ

福井空港の再整備計画をめぐり、駐車場がある場所にビルを建て替えて駐機場の広さを約1・5倍にする案が示されました。
竣工から59年が経過している坂井市春江町の福井空港はビルの老朽化が進んでいて、県が再整備に乗り出す方針です。26日に開かれた4回目の検討会では、現在 駐車場があるスペースにビルを建て替え、ビルの跡地を利用して駐機場を約1・5倍に広げる案が示されました。
近年は防災ヘリコプターが大型化していることから、現在の駐機場では6機で埋まってしまうことがありますが、新たに示された案では最大で10機分のスペースがあり、防災拠点としての機能性がアップします。
県は2025年度から再整備を進める計画で、まずは空港の敷地内の耐震調査を行うとしています。