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北陸新幹線越前たけふ駅⇔ハピラインふくい武生駅 シャトルバスがわずか1年で運行終了 利用客が低迷

2025年2月12日 13:11
北陸新幹線越前たけふ駅⇔ハピラインふくい武生駅 シャトルバスがわずか1年で運行終了 利用客が低迷
北陸新幹線越前たけふ駅⇔ハピラインふくい武生駅 シャトルバスが3月で終了(11日越前市)

北陸新幹線の越前たけふ駅と、ハピラインふくいの武生駅を結ぶシャトルバスは、利用客が伸び悩み、3月で運行を終了することになりました。

シャトルバスは2024年3月、北陸新幹線の県内開業にあわせて、互いに距離が離れている、越前たけふ駅とハピラインふくいの武生駅を結ぶ形で越前市が運行を始めました。

利用者数について市では、当初1年間で1万5000人を見込んでいましたが、去年12月末まででおよそ9600人と伸び悩んでいることから、継続は困難と判断し、3月15日をもって運行を終了することを決めました。

一部のルート変更などもあり、利用客は今年に入ってから、さらに大きく落ち込み、1日あたりおよそ10人になっていたということです。

シャトルバスは新幹線開業後の二次交通として1年ももたなかったことになります。

市では今後、実証実験が続けられている乗り合い型の送迎サービス「デマンド交通」の利用を促していきたいとしています。

最終更新日:2025年2月12日 13:11
    福井放送 福井放送