「ふくみちプロジェクト」が苦戦 キッチンカー出そろわず 5月から大幅に縮小 新幹線でにぎわう駅前からの誘客を期待
福井駅前ににぎわいを生み出そうと始まった「ふくみちプロジェクト」は、思ったような売り上げがあげられないことからキッチンカーが出そろわず、5月から出店日などの規模を縮小することになりました。
近くで働く人
「店舗数がとても少なくて、チケットを買ったんですけど、使う機会が減ってちょっと困っている。」
福井駅前に日常的なにぎわいを生み出そうと3月7日から本格的にスタートした「ふくみちプロジェクト」は、平日を中心に福井駅前の中央大通りと県庁前の通りにキッチンカーを並べて、ランチタイムの需要に応えていました。
ところが19日に県庁前に店を出していたのはキッチンカーは1台だけで、利用客も「物足りなさ」を感じていました。
近くで働く人
「並んでくれるとありがたい。キッチンカーが呼び水になるので、もっと来てほしい。」
キッチンカーの店主
「台数は前は多かったのだが、やはり多い方がいい。ここもテーブルを並べたりとかしていた。」
プロジェクトを担う「まちづくり福井」では大型連休明けの、5月7日からキッチンカーの出店日をいったん、火曜と木曜の週2日、昼の前後4時間のみに減らすことを決めました。
今後は出店料を下げるなどして、店舗数の確保に努めたいとしています。