県内各地で被害 工事中の福井市立図書館で天井落下 今年春にオープン予定 対応を協議中
(午前11時半すぎ、福井市文京、福井市立図書館の北側1階部分)
今年春のリニューアルオープンに向けて工事中の福井市立図書館で、能登半島地震の影響で天井が落下する被害があったことが3日までに分かりました。(1月3日)
■リポート・亀島愛永記者
「図書館の1階部分。パネルが落下してしまっています。天井部分から落ちたとみられるのですが、かなり広い範囲にわたって内部がむき出しとなっています」
能登半島地震の影響で、天井板が落下したのは工事中の福井市立図書館の北側1階部分にある「ピロティ」と呼ばれる吹き抜けの空間です。
市によりますと、落下した天井の範囲はおよそ40平方メートルでケガ人はいなかったということです。
福井市立図書館は今年春のリニューアルオープンに向けて、2022年5月から休館し工事を続けていました。
市は落下した天井や今後の工事計画について現在業者と対応を協議しているということです。