連続する木目で“つながる”時計 卒業記念品などとして人気 全国の学校から注文相次ぐ
卒業記念品などとして、連続する木目を生かした世界に一つの“つながる”時計が人気を集めています。全国の学校から注文が相次いでいて、年末年始を挟んで作業はピークを迎えます。(12月6日)
越前市瓜生町の木工所「木の暮らし」では、1本の木から連続する形で切り出すことで“つながり”や“絆”をイメージした三連時計などを製造しています。10年ほど前から結婚式の引き出物として販売してきましたが、コロナ禍で挙式が減る中、2年ほど前から卒業記念品などとして全国の学校などに向けた販売にも力を入れています。
木の暮らし・島田裕世さん
「クラスの仲間とのつながりを感じられると保護者の方からうれしい言葉をいただいている。これからもずっとつながっているという思いを持って、学校生活をこれからも送っていってほしい」
人気のアニメキャラクターをデザインしたタイプもあり、同社では卒団記念品として、部活動など団体からの注文を見込んでいます。なお、最大で60個の連続した木目の時計を作ることができ、全国の学校からの注文は販売開始からこれまでに約1,000校に達しているということです。