新人の杉本和範氏が初当選 小浜市長選挙 現職との一騎打ちを制す 20年ぶりの選挙戦、投票率68.02%
任期満了に伴う小浜市長選挙は21日、投開票が行われ、新人で元小浜市議会議員の杉本和範氏(44)が現職との一騎打ちを制して、初当選を果たしました。
20年ぶりの選挙戦となった小浜市長選挙は、新人で元小浜市議会議員の杉本和範氏(44)が、現職の松﨑晃治氏(66)を990票差で破り、初当選を果たしました。
■杉本和範氏
「市民の方から本当に今、小浜は変わらないといけない。次の世代のために今、小浜の選択というものが次に進んでいかなければならない。その声が多かったと思う。新幹線をまずは早期に着工、その後、このまま全線開業へとつなげていきたいという声を多く聞きました。新幹線の話と、その足元にある市民の暮らしを守る。そこに重点を置きたい」
一方、5期目を目指した松﨑氏は及びませんでした。
■松﨑晃治氏
「残念な結果となり、私も残念な気持ちでいっぱいですが、本当にひとえに私の不徳の致すところで、私の今までの行い全てが悪かったということ。今まで自分がしてきた政策が、市民の皆さんに浸透していなかったというのがひとつ大きな要因。恐らくこういうことをしていると、市民の皆さんご存じなかったということもあったのではないか」
なお、投票率は68.02パーセントで、20年前の前回選挙を9.44ポイント下回りました。
開票結果(開票率100%)
杉本和範氏 8,291票
松﨑晃治氏 7,301票