福井の子どもの身長は全国平均を上回る 虫歯割合は高く課題に 令和4年度の学校保健統計調査
県内の子ども達を対象に健康状態を調べる昨年度の学校保健統計調査で、身長は全国平均を上回った一方で、虫歯の割合は高いことが分かりました。(12月2日)
文部科学省は全国の幼稚園児から高校生を対象に、身長・体重の発育状態や、視力や虫歯などの健康状態を調べる学校保健統計調査を毎年行っています。
それによりますと、昨年度の県内の子ども達の身長は、男子は小学1・2年生、女子は小学4年生と6年生を除いた学年で全国平均以上だったことが分かりました。
一方で、虫歯がある子どもの割合は、幼稚園で32・8%、小学校で48・6%、中学校で34・7%、高校で51・1%といずれも全国平均を上回り、特に高校ではおよそ13ポイント上回っています。
県では虫歯対策として、学校や家庭での歯磨きの指導を続けるとしています。