点字カレンダー贈呈 視覚に障害のある人たちへ 動物たちの写真には点字解説も 小鳩文化事業団
FBCなど日本テレビ系列の各局でつくる小鳩文化事業団は、視覚に障がいのある人たちに使ってもらおうと、来年用の点字カレンダーを贈りました。四季の風景や動物たちの写真が載せられていて、点字の解説も添えられています。(12月8日)
県庁で8日、贈呈式があり、FBCの秋野範夫専務が県の池上栄志健康福祉部長に目録を手渡しました。県視覚障害者福祉協会を通して、福祉施設や視覚障がいのある人のもとに合わせて500部が届けられます。
1月には銀世界を背景にしたエゾシカ、7月には美しい青空のもと牧場で過ごすウシたちが掲載されています。
■県視覚障害者福祉協会・橋本輝男会長
「日常生活で最も大切なカレンダー。一般の人だと目から入る情報はたくさんあると思うけれど、我々はこれしかない」
点字カレンダーの贈呈は1976年から続けられていて、今年で48回目となります。