全国のうまいものが一堂に「羽二重餅」がバターサンドに進化 人気の豚まんにはWEB整理券を導入 大丸福岡天神店
全国各地の人気グルメを集めた物産展が、8日から福岡市のデパートで始まりました。コロナ禍前のように客足が戻る中、混雑を避けようという新たな取り組みも始まりました。
長崎・対馬でとれた天然あなごのかば焼きに、麺が敷かれてボリューム満点の広島のソウルフード、お好み焼きなどが並んでいます。
8日から福岡市の大丸福岡天神店で始まった「全国うまいもの大会」。毎年、初夏と冬に開催され、今回は全国26都道府県から55店舗が集結しました。
■訪れた人
「なかなか人が多い所は避けてきたので、きょうは楽しみです。」
■訪れた人
「お好み焼きを狙って来た。妻も大好きなので一緒に食べようと思う。」
■吉村史織アナウンサー
「今回は11店舗が初出店しています。中でもこちらは福井県のスイーツ専門店が地元の銘菓をアレンジしたスイーツです。」
福井県のチーズスイーツ専門店が、チーズクッキーで挟んだ「バターサンド」を初出店しました。
中にはクリームとともに、福井名物の「羽二重餅(はぶたえもち)」が入っています。伝統の味が“映え”スイーツに進化しました。
■吉村アナウンサー
「羽二重餅の柔らかい食感と、バタークリームの濃厚さが和洋折衷という感じでよく合います。」
会場には体験型のグルメもあります。
■吉村アナウンサー
「ブースに設置されているのは蛇口です。ひねってみると蛇口からみかんジュースが出てきました。」
愛媛県産のみかんをしぼったジュースを自分で注ぐことができます。
■吉村アナウンサー
「自分がついだジュースだと思うと一層おいしく感じます。」
新型コロナが5類に移行して1年。徐々に物産展への客足も戻る中、課題となっていたのが会場内の混雑です。
特に人気の高い豚まん店「551HORAI(ごーごーいちほうらい)」では毎回長蛇の列となり、今回から会場にいなくても整理券を受け取ることができるWEB整理券の発行を始めました。
■博多大丸 広報担当・立石幸菜さん
「早朝からのお客様の体調管理や、整列(が大変)という面もあったので、今後はお客様のお買い物へのおもてなしや安全面を一番に考慮していきたい。」
大丸では今後、ほかの人気店での導入も検討しているということです。このイベントは、5月13日まで開かれています。